これは食べさせちゃダメ!食べてよし!受験生に適した夜食とは?
受験の時期というのはストレス、疲れなどだけでなく、寒い季節が最後の追込みだということもあり、何かと体調を崩しやすいものです。
できれば夜頑張る受験生にはより良い物を食してほしいものです。
そこで今回はどんな夜食が受験生に適しているのかまとめました。
目次
夜食をたっぷりとは逆効果
受験生には元気に頑張ってもらうためになるべくしっかりお夜食をと思いますが、これは逆効果の場合もあるようです。
夜食をたくさん食べすぎると眠くなってしまったり、胃が持たれ次の日の朝食が食べられなかったり、眠りが浅くなって次の日にも響くということもあるからです。受験生のお夜食に適した食べ物の特徴は、量は少なめ、消化に良いもの、体が温まるもの、脳の働きを助けるものなどです。
受験生に食べさせたいもの① 雑炊やおかゆ、うどん、そば、にゅうめんなど
受験生に食べてもらいたいお夜食は消化が良く、胃にもたれないあっさりしたものが理想的です。
また体を冷やすくことは万病の元ですので、温かい食事が適しています。
そんな料理の代表としてはうどんやそば、温かくしたおそうめん(にゅうめん)、雑炊やおかゆなどがおすすめです。
特にそばに関しては含まれている物質が消化を助ける効果が高いということなのでとてもおすすめです。
また、太りにくい食品としても知られていますから、美容を気にする女の子の夜食にもぴったりです。
おすすめの夜食そばの食べ方としてはあんかけ風にしたり、生姜を入れたりしても体も温まるでしょう。
ちなみに夜食の量に関してはご飯やうどん、そば等は入れすぎず、半分、半玉などの量を心掛けましょう。
中の具にはタンパク質などを含む、半熟卵や温泉卵、鳥のささみ、白身魚、豆腐、かまぼこ、はんぺんや、消化に良い野菜類、大根、かぶ、カボチャ、人参、ほうれん草、キャベツ、長芋、山芋などがオススメです。
受験生に食べさせたいもの② 脳の働きを助けるもの
疲れやストレスで受験勉強中は脳も疲労気味です。そんな時は脳に適度な栄養を与えてあげたいものです。
そんな時におすすめなのは糖質やビタミンB1、DHAなどを含む食品です。
例えば糖質を含む食材の代表としてはさつまいも、じゃがいも、里芋、かぼちゃ、れんこん、とうもろこし、バナナ、モモ、リンゴなどの野菜類や果物類です。
これらは脳にエネルギーを与えてくれる食材です。
また果物に含まれているビタミンには体の免疫力を高め、風邪などにかかりにくくする効果もあると言われます。
他にも疲れ、やる気が出ない、頭がはっきりしないなどの時にはビタミンB1を含むアーモンドやゴマ、ナッツ類、牛乳、大豆製品、脳を元気にするDHAを含むサバやイワシなどの青魚もおすすめです。
眠くて仕方ない時は噛むことで脳を覚醒させる
受験の敵と言えばいつの時代も眠気です。
眠いのにどうしても頑張らなくてはならない時は効果的な方法と食材で乗り切りましょう。
眠気を覚ますには脳に刺激を与えることが大切だと言われています。
対策としては古典的ですがガムを噛む(ミントなどが良い)せんべい、スルメなどを食べるなども同じく効果があるそうです。
またチョコレートを少量食べる、ココアを飲むことも脳の眠気を覚ます作用があるようです。
お夜食を食べる際に気をつけたいこと
夜食を食べる際に避けたいこと、気をつけたいこととしては、まず脂肪分の多いもの、油っぽいもの、肉料理などは避けるということです。
これらは胃がもたれてしまい消化に良くないので夜食の食材としてはあまりよくありません。
お菓子もお腹がいっぱいになりにくい割にたくさん食べすぎる傾向があるのでよくありません。
また、夜食を食べてからすぐ眠ると次の日、朝食を食べないなどにつながるため、眠りにつく2時間ぐらい前までには夜食を食べ終わっておくことが理想的です。
まとめ
いかがでしたか?お夜食は栄養がたくさんあって、モリモリ食べてもらいたいものですが必ずしもそれが良いわけではないようです。
様々な食材がありましたが、受験生のその日の体調に応じて変えることも大切でしょう。